「ピカソ、天才の秘密」展に行ってきた
先日、愛知県立美術館で開催中の「ピカソ、天才の秘密」展に行きました。
ピカソの人生を辿る
よく、彼は「デッサンが素晴らしいのに、崩して再構築したのがすごい」などと聞きますが、その理由がようやくわかりました。
ピカソが12歳ごろに製作した石膏像のデッサンが入場して、すぐに展示されているのですが、これがまたすごい。
とても幼い年齢で書いたとは思えないのです。
私は絵は描けないので、技術的なことは細かく分かりませんが、めちゃくちゃリアルティがありませんか?
印象的な色使い
ピカソには「青の時代」・「ばら色の時代」と、その時によって中心とした色が存在することがあります。
もちろん、青には陰鬱なイメージ、ばら色には華やかなイメージがありますが、まさにこの色がピカソの心情や考えを表しているんですよね。
画家、というとどこか生真面目な様子を思い浮かべますが、彼も普通の人だと再認識できました。
キュビズムだけでなく大胆な色使いの作品は彼の魅力のひとつですね。
もっと知りたいピカソ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 松田健児
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 単行本
- クリック: 46回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
美術館は未知の宝庫。
休日、お出かけ先に迷っているようなら一度、訪れてみてはどうでしょうか?
まだまだ市民権を得ていないようで、残念…。